システム管理者がCentOS7またはRHEL7サーバーシステムの問題を特定またはトラブルシューティングするには、システムに格納されている/var/logディレクトリ
Linuxマシン上のsyslogサーバーは、すべてのサーバー、ネットワークデバイス、ルーター、スイッチ、およびログを生成する内部サービスのほとんどが、特定の内部問題に関連しているか、単に有益なメッセージに関連しているかにかかわらず、ログを送信できるネットワーク上の中央監視ポイントを動作させることができます。
CentOS/RHEL7システムでは、Rsyslog daemonがプリインストールされているメインログサーバーであり、Systemd Journal Daemon(journald)が続きます。
Rsyslogサーバーは、クライアント/サーバーアーキテクチャサービスとしてビルドされ、両方の役割を同時に達成できます。 サーバーとして実行し、ネットワーク内の他のデバイスによって送信されたすべてのログを収集するか、リモートエンドポイントsyslogサーバーにログに記録され
rsyslogがクライアントとして設定されている場合、ログはローカルファイルシステム上のファイルにローカルに格納されているか、マシンに格納されているファイルに書き込むのではなく、リモートで送信したり、イベントログファイルをローカルに書き込んでリモートのsyslogサーバーに同時に送信したりすることができます。
Syslogサーバーは、次のスキームを使用してログメッセージを操作します:
type (facility).priority (severity) destination(where to send the log)
A. 機能データまたはタイプデータは、メッセージを生成する内部システムプロセスによって表されます。 Linuxでは、ログを生成する内部プロセス(機能)は次のように標準化されています:
- auth=認証プロセス(ログイン)によって生成されたメッセージ。
- cron=スケジュールされたプロセス(crontab)によって生成されたメッセージ。
- daemon=デーモンによって生成されたメッセージ(内部サービス)。
- kernel=Linuxカーネル自体によって生成されたメッセージ。
- mail=メールサーバーによって生成されたメッセージ。
- syslog=rsyslogデーモン自体によって生成されたメッセージ。
- lpr=ローカルプリンターまたはプリントサーバーによって生成されたメッセージ。
- local0–local7=管理者によって定義されたカスタムメッセージ(local7は通常、CiscoまたはWindowsに割り当てられます)。
B.優先度(重大度)レベルも標準化されています。 各優先度には、以下で説明するように、標準の省略形と番号が割り当てられます。 第7の優先順位は、すべてのより高いレベルです。
- emerg=緊急–0
- alert=アラート–1
- err=エラー–3
- warn=警告–4
- notice=通知–5
- info=情報-6
- debug=デバッグ– 7